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肺炎球菌ワクチン~肺炎を予防するために・肺炎で死なないために~

堀江貴文さんのYouTubeチャンネル・ホリエモンCH医療編で、肺炎球菌ワクチンの動画がありましたので、まとめておきます。最後にリンクも動画のリンクも添付しますので、気になった方はぜひ動画も見てください。

まずは、3つのデータをお示しします。

肺炎は死因の第4位

令和3年の日本人の死亡原因は次のようになっています。

 1位:悪性腫瘍(がん)

 2位:心疾患

 3位:老衰

 4位:肺炎(肺炎+誤嚥性肺炎=8.5%)

 5位:脳血管疾患

主な死因の構成割合 
厚生労働省:令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況

肺炎で亡くなる方のほとんどが65歳以上

肺炎で亡くなる方の96%以上は、65歳以上の高齢者です。

また、当たり前と思われるかもしれませんが、年齢が上がるほど、肺炎で亡くなる方の割合も上昇します。

肺炎の年齢階級別死亡率
chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/104/10/104_2228/_pdf
より引用

肺炎の原因の多くは、肺炎球菌

肺炎を引き起こす原因菌の約20%が肺炎球菌です。

肺炎の原因微生物
日本呼吸器学会 成人肺炎診療ガイドライン2017 p10より

肺炎球菌ワクチンの重要性

3つのデータを見てきました。

  • 肺炎で亡くなる方が非常に多い、死因の第4位である。
  • 肺炎になる人の、96%以上が65歳以上である。
  • 肺炎の原因菌として、最も多いのが肺炎球菌である。

肺炎球菌ワクチンは高齢者や基礎疾患を抱える人々にとって、肺炎球菌による感染症から身を守るための重要な手段です。

特に高齢者の場合は、肺炎または肺炎による合併症が生命に関わることがありますが、ワクチン接種によってこのリスクを軽減することができます。

さらに、肺炎球菌ワクチンの接種は感染症の発症を防ぐだけでなく、病院受診の回数を減らすことや、入院するリスクを低減させることも期待されます。

肺炎球菌ワクチンを接種すべき人

肺炎球菌ワクチンは特に65歳以上の方に強く勧められています。

基礎疾患のある方や免疫機能が低下している方も積極的に接種を考えるべきです。

また、定期的な予防接種が健康寿命の延長に繋がります。

最後に動画のURLを添付します。