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整腸剤の理解を深める

こんにちは、やす先生です。YouTubeで本要約チャンネルさんの動画を拝見したので、まとめておきます。今回のテーマは整腸剤です。整腸剤は薬局で購入することもできますし、病院で処方してもらうこともできます。でも、整腸剤の効果を理解している人は多くはないでしょう。整腸剤の効果を理解し、また内服する時の注意点も知っておきましょう。記事の最後にリンクを貼っておきます。

整腸剤を使う前に知っておきたいこと

整腸剤の種類について

整腸剤には色々な種類があります。ここでは代表的な3つの整腸剤を取り上げています。整腸剤に含まれている菌について大まかに把握しておきましょう。効果があった時には、どの菌が有効だったか把握できますし、効果がなかった時には、次に試す整腸剤を選ぶ際の判断材料になります。

内服する期間について

整腸剤を内服しても、すぐに腸内環境が変化するわけではありません。腸内環境が変化するために必要な期間は数週から数ヶ月と言われています。まずは1ヶ月程度内服して、効果を確認しながら内服するようにしましょう。

内服方法について

一般的な整腸剤の内服は1日3回です。しかし、1日3回しっかりと内服するのは非常に難しいです。1日3回内服できかったら中止するのではなく、1日1回でもいいので内服を続けること、そして効果を確かめることが重要です。もちろん内服できるのなら、1日3回がベターです。

内服するタイミングについて

一般的な整腸剤の内服は食後です。しかし、食後に絶対に飲まくてはいけないものではありません。食事前でもいいですし、食事を食べていない時では空腹時でも問題はありません。とにかく内服することを続けて、効果を確認することのが大切です。

整腸剤の6つのメリット

①整腸作用

善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすという腸内環境を整える整腸作用があります。即効性はありませんので注意してください。

②疲労感の軽減

腸内環境は疲労感に影響する可能性があります。

腸内環境良い→疲れにくい 腸内環境悪い→疲れやすい

③食欲の変化

腸内環境は食欲に影響する可能性があります。

腸内環境良い→食欲の暴走を抑制 腸内環境悪い→食欲が暴走しやすい

また、総コレステロール低下、悪玉コレステロール低下の作用も報告されています。

④美肌効果

腸内環境は肌に影響する可能性があります

腸内環境良い→皮脂の分泌が減る 腸内環境悪い→皮脂の分泌が増える

⑤アレルギーの改善

アレルギーの原因の一つにリーキガット症候群の関与があります。リーキガット症候群についての詳しい解説はここではしませんが、簡単にいうとリーキーガット症候群とは腸のバリア機能が弱くなった状態です。腸のバリア機能が弱くなると、いろいろな菌や菌成分が腸の粘膜を通して簡単に入り込んで、身体に炎症を引き起こします。この炎症がアレルギーの下人となるわけです。

整腸剤は、このリーキーガット症候群を改善する可能性があります。

⑥メンタルの改善

幸せホルモンと言われるセロトニンは腸で産生されます。

腸内環境良い→セロトニンがしっかり産生 腸内環境→セロトニンが十分に産生されない

主な整腸剤について

①新ビオフェルミンS → ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌

 (新ビオフェルミンSプラスには、ロンガム菌が追加)

②強ミヤリサン → 宮入菌、酪酸菌

③ビオスリー → 糖化菌、乳酸菌、酪酸菌