論文読んでみた 

インスリンは体重が増える?

insulin
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こんにちは。ドクれいです。

健康資産、運用していますか。

本日は、インスリンついて勉強してみたいと思います。

インスリンとは

  • 膵臓から分泌されるホルモン
  • 血糖値を下げる唯一のホルモン

です。

この2点が、一般的に知られていることだと思います。

もう1点、重要、かつ知っておいてほしい点があります。

  • インスリンは体重を増加させるホルモン

である、ということです。

糖尿病の人は、インスリンが足りないから、インスリン注射をしているんじゃないの?

と考える人もいるでしょう。

糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病とがある。

1型糖尿病は、膵臓のβ細胞(=インスリンを分泌する細胞)の破壊により、インスリンが分泌されない疾患です。この場合には、インスリンが分泌されないので、インスリン注射が必要となります。

2型糖尿病は,インスリンの効きが悪くなって(=インスリン抵抗性と言います)、血糖値が上昇してしまう疾患です。日本人の糖尿病の95%以上は2型糖尿病です。

インスリンは本当に体重を増加させるのでしょうか。

インスリンは、血糖値を下げる唯一のホルモンですが、次のような作用もあります。

  • グリコーゲン(栄養)の合成
  • 脂肪(栄養)の合成
  • 蛋白(栄養)の合成

つまり、インスリンは、

血管内にある血糖を細胞内に移動させ(=血糖値が下がる)、

身体に栄養分を蓄積させる働きがあるホルモンなのです。

ですから、過剰なインスリンは体重が増加するのです。

インスリンが過剰に分泌されてしまう疾患として、インスリノーマという病気があります。インスリノーマとは、膵臓の腫瘍により、インスリンが過剰に分泌されてしまう疾患です。インスリンが過剰に分泌されるので、血糖値が低くなりすぎて、低血糖になります。

また、上述しているようにインスリンが過剰に分泌されるため、肥満となります。

インスリンを人工的に投与する場合も、体重が増加します。インスリン注射は、体重が増加することでも有名です。

膵臓に鞭を打ち、インスリン分泌を促進するスルホニルウレア薬も体重を増加させます。

インスリンの効果をよくするチアゾリジン薬も、体重を増加させます。

日本人の糖尿病の95%以上の方が2型糖尿病です。

2型糖尿病の原因は、多数ありますが、一つに太りすぎ、肥満が挙げられます。

しかし、糖尿病だから、スルホニルウレア薬やチアゾリジン薬が処方され、インスリン注射が始まります。

そして、医者からは減量するように言われるのに、体重は一向に減らないのです。

では、どうすればよいのでしょうか。

健康資産を運用し、薬がいらない身体づくりをしていきましょう。

全ての人が運用している健康資産。健康資産を正しく運用し、人生の最大化を図りましょう。

それでは、また。ドクれいでした。