こんにちは、ドクレイです。今回はメンタリストDaiGoさんの教えるファスティング・断食のメリットについてまとめます。DaiGoさんのYouTube動画はブログの一番最後に添付しておきます。気になる方は是非見てください。
ファスティングについて、みなさんはどのように思っていますか。ファスティングには様々なメリットがあります。本当にたくさんあります。ファスティングのメリットを知っておくと、ファスティングに興味が湧きますし、試してみたい・やってみたいという気持ちが出てくると思います。一緒にファスティングについての知識を深めましょう。
ファスティングのメリット7選
ファスティングのメリットは大きく7つあります。
- 食事が美味しい
- コストがゼロ
- 頭にいい
- 身体にいい
- 抗炎症効果・オートファジー
- 免疫力の向上
- 腸内環境の向上
順番に解説していきます。
①食事が美味しい
ファスティングをすると、いつもの食事をより美味しく食べることができます。お腹が空いている時に食べるステーキと、お腹がいっぱいな時に食べるステーキ、どちらが美味しく感じるでしょうか。もちろん空腹の時ですよね。ファスティングによる空腹感もそうですが、ファスティングにより味覚や嗅覚が鋭くなることで、いつもの食事をもっと美味しく感じます。
「お腹は空いていないけど、1日3食食べないと健康に良くない。だから、3食食べています。」時々このように仰る患者さんがいます。お腹が空いていないなら食べなくてもいい、ということを知ってほしいです。また、ファスティングのメリットを知り、ファスティングという選択肢があることを是非知ってほしいです。
②コストがゼロ
ファスティングはコストがかかりません。コストには様々なものがあります。金銭的コスト、時間的コスト、決断コストがいい例です。
ファスティングは食事を食べませんので、お金がかかりません。食材を買いませんし、外食とも関係がありません。次に時間的コストです。食材を買う時間、料理する時間、食べる時間、片付けをする時間といった時間的コストもゼロです。また(何を食べるか?)を決める決断コストも必要ありません。12時間ファスティングをする、18時間ファスティングをする、24時間ファスティングをする、どのようなファスティングをするにしても様々なコストがゼロです。
③頭にいい
ファスティングは頭がよくなります。やる気やモチベーションといった活力が向上し、集中力も向上します。また、メンタルにも良いとされており、不安や緊張、怒りといったネガティブな感情が減少し、ポジティブな感情を持つことができます。
ファスティングが頭にいい理由は、様々な遺伝子の発現からも説明されています。しかし、ここでは専門的すぎるので省略します。狩猟採集時代を思い浮かべてみてください。狩猟採集時代は食事が簡単に手に入る時代ではありませんでした。食事が手に入らない時(=ファスティング)にやる気が出なかったり、集中力が下がっていたら、獲物を狩ることができません。食事が食べられない時こそ、ファスティングをしている時こそ、ヒトは自然とやる気が出て、集中して、そして狩りをし、獲物を捕ることができるように遺伝子にプログラムされているのです。
④身体にいい
ファスティングは身体にもいい影響を与えます。食事をしないので、血糖値は上がりませんし、インスリン値も上がりません。インスリンは血糖値を下げるホルモンとして有名ですが、肥満ホルモンでもあります。インスリンがたくさん分泌されて、インスリンが効かない状態(インスリン抵抗性)になると肥満や生活習慣病になります。つまり、インスリン値が高いこと、インスリン抵抗性があることが肥満や生活習慣病の根本原因です。繰り返しますが、ファスティングは血糖値だけでなく、インスリン値も下げます。そのためファスティングには、減量効果が血圧を下げる効果、コレステロールを下げる効果もあります。
ファスティングの時間が12時間以上になってくると代謝スイッチが切り替わります。通常、ヒトのエネルギー源はブドウ糖です。ブドウ糖は血管内と肝臓(グリコーゲンとして)に存在します。肝臓にあるグリコーゲンを使い切ってしまうと、ヒトはエネルギー源をブドウ糖から脂肪酸に切り替えます。この切り替えが代謝スイッチです。つまり、ファスティングを開始して12時間まではブドウ糖がエネルギー源として使われますが、12時間以降でグリコーゲンがなくなった場合には脂肪酸がエネルギーとして使われます。そして、その脂肪酸は、内臓脂肪に貯まった脂肪から作られます。つまり、代謝スイッチの切り替えがおこると内臓脂肪が減ります。
⑤抗炎症効果、オートファジー
⑥免疫力の向上
⑦腸内環境の向上
最後にファスティングのメリットには、抗炎症効果やオートファジーを促す効果、免疫力の向上、腸内環境の向上があります。ファスティングをすることで、内臓を休憩、休ませることができます。それにより内臓が元気になったり、オートファジー(身体や細胞の自動掃除作用)が起きます。免疫力がアップすることで、感染症にかかりにくくなります。また、ファスティングにより腸を休ませることで腸内細菌も改善します。
メンタリストDaiGoさんのYouTube動画のリンクを添付しておきます。興味がある方は是非見てください。
いかがでしたでしょうか。現代はいつでも、どこでも簡単に食べ物が手に入る時代です。そして、その食べ物の多くは100年以上前には存在しなかった超加工食品です。その超加工食品は中毒性があり、いつでも、どこでも食べたいと脳が感じてしまいます。そして、1日3食食べて、間食をして、肥満になり、生活習慣病を患います。間食は必要ないものですし(もちろんイベントや、祝い事では大いに楽しむべきです)、1日3食も食べる必要もない場合があります。ファスティングについての知識を深めることで、食事を自ら進んで食べないという選択肢を持つことも、今の時代に必須だと考えます。
健康資産は、全ての人が毎日運用している資産です。食事資産、睡眠資産、運動資産、マインド資産の4つの資産より成り立っている資産です。どれか一つの資産にでも負債をかかえると、健康資産のバランスが崩れます。日々の生活の中で、意識的に、そして正しく健康資産を運用しませんか。全ての人が毎日運用している健康資産。意識的に正しく運用し、人生の最大化を図りましょう。ドクレイでした。それではまた。