こんにちは、やす先生です。今回はメンタリストDaiGoさんが教えるHIITのメリットをまとめておきます。身体作りのために1日30分以上の有酸素運動やランニングとかは難しいですよ ね。HIITは短い時間で、より効果的に、そして身体作り以外の様々な恩恵が受けられます。
HIITとは何か
まずHIITとは何か。HIITとは「High Intensity Interval Training」の略で、「高強度インターバルトレーニング」のことです。高強度・短時間の運動と、短い休息を交互に繰り返すトレーニング方法です。運動の種類は何でも構いませんが、高強度運動の目的は心拍数を上げることです。目標とする心拍数は「最大心拍数の90%程度」です。最大心拍数は次の簡略式で求めることができます。「最大心拍数=220-年齢」です。40歳ならば、220-40=180が最大心拍数で、その90%ですから、180×0.9=162が目標の心拍数となります。
年齢による最大心拍数の目安の一覧
- 20歳:180
- 30歳:171
- 40歳:162
- 50歳:153
- 60歳:144
- 70歳:135
- 80歳:126
HIITを行う場合には注意するべきこともあります。まず、ウォーミングアップをしましょう。心拍数を上げることが大事なので、HIITを行った後には倒れるくらいに頑張る必要があります。しかし、決して無理はしないように気をつけてください。また、運動選手やめちゃくちゃ身体を作り上げたい人以外は2日に1回は休むようにしましょう。無理は禁物です。
メリット① 時短効果
HIITのメリットは何と言っても時短効果です。HIITは最短4分、最長でも30分です。またHIITは、ランニングなどの一般的な有酸素運動のデメリットも克服したトレーニング方法です。ストレス解消、不安の軽減、運動不足の解消などにランニングをするかと思いますが、ランニングをやり過ぎると食欲が増したり、筋肉が分解されてしまったり、老化の原因(体の酸化)になったりします。もちろん、HIITにはこれらのデメリットはありません。
メリット② 食欲抑制効果
上述のように普通の有酸素運動、ランニングなどは食欲が増してしまうのが一般的です。しかし、HIITのような高強度の短時間運動は空腹感が出にくいことが報告されています。ドーパミンが放出され、脳の報酬系が満たれることにより、食欲が抑えられたり、衝動に対する抑制力が働きやすくなります。HIITは食欲が増すことはないので、16時間断食として有名であるリーンゲインズダイエットと組み合わせて行うことも良いと考えられます。
メリット③ 生活習慣病の予防効果
HIITは肥満だけでなく、生活習慣病にも効果があります。心肺機能や筋力がアップし、代謝機能が向上します。インスリン抵抗性と言われるインスリンの効きが悪くなってしまうことは、肥満や糖尿病などの生活習慣病の最大の原因ですが、HIITはインスリンの効き、感受性をよくします。つまり、HIITはインスリン抵抗性を改善させる効果があります。また、HIITは脂肪および内臓脂肪の燃焼効果もあり、最強の減量運動でもあります。
メリット④ 頭がよくなる
運動をすると脳の血流が増え、様々なメリットがあることは有名です。では、HIITは頭を良くするのか。もちろん、良くします。HIITを行うことで、脳の血流が増えます。それにより、脳機能のアップ、地頭がよくなる、記憶力アップ、集中力アップ、判断力アップ、やる気の源であるドーパミンの分泌など、頭がよくなるメリットが盛り沢山です。
メリット⑤ その他(アンチエイジングと冷え症)
HIITには抗炎症効果があり、炎症が下がります。つまりHIITをすることで肌が若返ったりとアンチエイジング効果もあります。さらには、寿命の延長効果の可能性も報告されているそうです。
冷え症の原因の多くは血流不足と言われています。HIITを行うことで冷えている部分の毛細血管が増えます。毛細血管が発達することで、血流が増え、冷え症の改善効果があることも報告されているそうです。
さいごに
いかがでしたでしょうか。HIITのメリットを理解すると、HIITがやりたくなりますよね。最強の減量運動ですし、最強の時短運動でもあります。時間がないから運動をすることができないなんて、もう言えませんよね。意識手な運動資産の運用のためにも、ぜひHIITをやってみましょう。
健康資産は、全ての人が毎日運用している資産です。食事資産、睡眠資産、運動資産、マインド資産の4つの資産より成り立っている資産です。どれか一つの資産にでも負債をかかえると、健康資産のバランスが崩れます。日々の生活の中で、意識的に、そして正しく健康資産を運用しませんか。全ての人が毎日運用している健康資産。意識的に正しく運用し、人生の最大化を図りましょう。やす先生でした。それではまた。