4つの健康資産

果物、毎日食べています!

こんにちは。ドクれいです。

健康資産、運用していますか。

私は、外来診療をしています。

もちろん、生活習慣病(肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病)の患者さんもいらっしゃいます。

「健康にいいと思って、果物は毎日食べています。」

患者さんの多くの方が、このように答えます。

告白しますが、私は健康資産の運用を始めるまでは、

「果物をよく食べますか?」

「どのくらい果物を食べますか?」

なんて、尋ねたことはありませんでした。

果物は、売れるように、甘くおいしいように作り上げられています。

甘さ控えめのいちごを食べますか。

甘さ控えめのバナナを食べますか。

果物に含まれる糖の多くが、果糖(フルクトース)です。

果糖(フルクトース)は、ブドウ糖(グルコース)とは異なります。

果糖(フルクトース)の特徴は、

  • 食べても満腹感が得られない糖 
  • すぐに脂肪として蓄積されてしまう糖
  • 腸内細菌のバランスを崩す糖 

です。

現在の日本社会では、いつでも、様々な種類の果物が手に入ります。

狩猟採集時代ではいかがでしょうか。

季節により、天候により、住んでいる地域により、集落の大きさにより、採取できるもの、採取できる量も異なっていたはずです。

たまにしかか食べることができなかった果物が、毎日・いくらでも食べることができるようになったのが現代です。

自ら進んで、満腹感の得られない、脂肪にすぐに変わる、腸内細菌のバランスを崩す糖を食べているのです。

果物の取りすぎに注意するとことは、食べる資産に投資をするとういうことでもあるのです。

健康資産、食事資産の投資をしていますか。

健康資産に投資をしませんか。

ドクれいでした。それでは、また。