こんにちは。ドクれいです。
健康資産、運用していますか。
みなさん、健康診断を受診していますか。
判定区分
C1 要医療
医療機関を受診し、日常生活の指導や治療について指示を受けてください。
この結果を持参して、私の外来を受診される方がいます。
私は、このように答えるかもしれません。
患者さんA:
「血圧が高いですね。血圧を下げる薬を出しましょう。」
患者さんB:
「コレステロールが高いですね。コレステロールを下げる薬を出しましょう。」
患者さんC:
「血糖値が高いですね。糖尿病の薬を出しましょう。」
患者さんD:
「・・・(血圧/コレステロール/血糖)が高めですね。少し体重が重いようですから、食事に気を付けて、減量してください。」
患者さんA、B、Cの場合は、薬の処方がありますから、外来に通院していただきます。
患者さんDの場合はどうでしょう。
「食事に気を付けてくださいね。」
これで、おしまいなんです。
医者は医学部で医者になるための勉強をします。
しかし、
栄養学(食事資産)については、ほとんど学びません。
運動(運動資産)については、ほとんど学びません。(整形外科は少し勉強します。)
睡眠(睡眠資産)については、学びません。
マインド(マインド資産)については、学びません。(精神科は少し勉強します。)
多くの医者は、病気がある人を診るようになっています。
ですから、患者さんDに対しては、
「食事に気を付けて、体重を減らすように努力してくださいねー。」
で、終わりになってしまうのです。
繰り返しますが、医者は健康資産(食事、運動、睡眠、マインド)について学んでおりません。
自分自身で、健康資産を学び、自覚して、選択して、健康資産を運用する必要があります。
患者さんDに対して、
「食事に気を付けて、体重を減らすように努力してくださいねー。」
と、アドバイスをしていたのは、私自身でした。
悪くなったら、薬を処方すればよい、そのように思っていたわけです。
みんなで、
意識的な、選択的な健康資産の運用を行い、
充実した人生を送りましょう、
人生の最大化を図りましょう。
ドクれいでした。それでは、また。